株式会社恒和

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アスファルト防水とは?

アスファルト防水とは、様々な工法がありますが基本的には「アスファルトルーフィング」や「改質アスファルトルーフィング」または単に「ルーフィング」と呼ばれるシート(※以下全てルーフィング)を貼り重ねて一体化した防水層を形成する防水方法です。耐用年数が長く、コストパフォーマンスに優れているので、屋上防水等に広く用いられています。シート自体の強度は弱いため、露出仕上げでは歩行に適しませんが、最後にコンクリートで保護仕上げとすることも多くあります。工法により施工方法が大きく異なるので、場所や状況に即した工法の選択が必要です。

熱工法

古くからある、従来型のアスファルト防水の工法です。ルーフィングを接着する材料としてアスファルトを溶かして使用します。そのため現場には大きな溶融釜が設置されます。

メリット

・ルーフィングは2枚以上重ね貼りするため、水密性や耐久性が高い防水層となります。
・貼付けた後すぐに固まり防水層として機能するため、養生期間がなくて済みます。

デメリット

・溶融したアスファルトは、煙や臭いを発生させるので、近隣への配慮が必要です。
・溶融温度が200℃以上の高温のため、火災等に注意しなければなりません。
・溶融釜の設置等、大掛かりな施工になります。

トーチ工法

ルーフィングの裏面を、トーチバーナーという器具であぶって溶かしながら貼り付けていく工法です。

メリット

・熱工法に比べて施工性がよく、作業自体は簡単です。

デメリット

・あぶり加減が難しく、作業員の技術に左右されます。
・あぶり不足になると接着性が弱く水漏れの危険があります。

常温工法

溶融アスファルトの代わりに、ルーフィング裏面に粘着層がついていて、ローラーで貼り付けるだけで防水層となる工法です。

メリット

・接着用にアスファルトを溶融する必要がないので、煙や臭いが発生せず、近隣に迷惑をかけません。
・火災や火傷の心配もなく安全性が高い作業です。

デメリット

・貼り付ける際、空気の入り込みに注意が必要です。
・しっかり密着されていないと膨れが発生します。

ルーフィングの種類

アスファルト防水に使用される、一般に「ルーフィング」と呼ばれる防水材の種類です。

アスファルトルーフィング

フェルトや建材原紙にアスファルトを浸透させて防水材として製造したものを「アスファルトフェルト」と言いますが、さらに防水性能を高めるため、両面にアスファルトをコーティングした建材を「アスファルトルーフィング」と言います。表面はザラザラとした感触の「鉱物質粉粒」を付着させ、互いに張り付いてしまわないようにしています。現在では、熱工法以外にはあまり使用されていません。(アスファルト防水工事以外では、住宅屋根の下地等によく使われています)

改質アスファルトルーフィング

従来のアスファルトに合成ゴムや合成樹脂を加えて、強度や性質上の弱点を改良したものを「改質アスファルト」と言いますが、アスファルトルーフィング製造時に改質アスファルトを用いた建材を「改質アスファルトルーフィング」と言います。添加物に合成ゴムを使用している場合、改質アスファルトはゴムアスファルトとも呼ばれます。現在では熱工法の一部を除き、ほぼすべてこの改質アスファルトルーフィングを使用した工法となっています。従来のアスファルトルーフィングよりも性能に優れているため、貼り重ねる枚数が1〜2枚と少なく済みます。

アスファルト防水の施工方法

アスファルト防水(熱工法、トーチ工法、常温工法とも共通して)の施工方法は、2つに分けられます。

密着工法

下地に直接ルーフィングを貼り付ける施工方法です。接着性を良くするためプライマーという下地材をあらかじめ塗布しておきます。防水層の上から、断熱材を敷き詰める断熱仕様や、コンクリートを打つ保護仕上げを選択できます。

絶縁工法

下地とアスファルトおよびルーフィングを部分接着させる工法で、地震時のひび割れ防止になります。熱工法とトーチ工法の場合、一番下のルーフィングをドット状に穴の空いたルーフィングを敷きます。また、常温工法の場合は、粘着層が全面でなく部分的なものを使用します。密着工法と同様に、断熱仕様か非断熱仕様、保護仕上げか露出仕上げを選択できます。

アスファルト防水〈トーチ工法〉の改修事例

改修前

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雑草が目地に生えていて、保護層もところどころヒビ割れや剥離などが見られ、大分痛んでいます。

改修後

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ヒビ割れ等を考慮し、絶縁工法で施工しています。仕上げにグレー色の保護塗装を施しています。

アスファルト防水〈常温工法〉の改修事例

改修前

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既存防水は加硫ゴム系のシート防水です。勾配不良による水たまりが出来ています。また、部分的に漏水している箇所があります。

改修後

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加硫ゴムシートの上から施工可能なアスファルト防水常温工法を選択。機械式行程工法で施工しており、どちらかと言えばシート防水に近い防水方法と言えます。仕上げにグレーの保護塗装をしています。

防水工事

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